第14巻3575番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3575番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3575番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 美夜自呂乃 <須>可敝尓多弖流 可保我波奈 莫佐吉伊<R>曽祢 許米弖思努波武 |
訓読 | 美夜自呂のすかへに立てるかほが花な咲き出でそねこめて偲はむ |
かな | みやじろの すかへにたてる かほがはな なさきいでそね こめてしのはむ |
英語(ローマ字) | MIYAJIRONO SUKAHENITATERU KAHOGAHANA NASAKIIDESONE KOMETESHINOHAMU |
訳 | 美夜自呂(みやじろ)の海沿いの丘のあたりに立っているかほ花よ。ぱっと咲き出さないでよね。心をこめて愛したいから。 |
左注 | – |
校異 | 渚 須 [類][古] / 弖 R [類][紀] |
用語 | 東歌、譬喩歌、地名、植物、恋情 |